• "福祉こども部長"(/)
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  1. 太田市議会 2010-02-22
    平成22年 3月定例会−02月22日-01号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    平成22年 3月定例会−02月22日-01号平成22年 3月定例会             平成22年3月太田市議会定例会会議録(第1日) 平成22年2月22日(月曜日)  〇出席議員 38名         1番  市 川 隆 康          2番  水 野 正 己         3番  岩 崎 喜久雄          4番  山 崎 正 紀         5番  石 倉   稔          6番  久保田   俊         7番  大 島 正 芳          8番  鹿 山   正         9番  大 川 陽 一         10番  小 林 人 志        11番  高 田 勝 浩         12番  星 野 一 広        13番  五十嵐 文 子         14番  木 村 康 夫        15番  越 塚 順 一         16番  深 澤 直 久        17番  小 暮 広 司         18番  斉 藤 幸 拓        19番  町 田 正 行         20番  栗 原 宏 吉        21番  山 口 淳 一         22番  正 田 恭 子        23番  高 橋 美 博         24番  尾 内 謙 一        25番  福 井 宣 勝         26番  太 田 けい子        27番  川 鍋   栄         28番  伊 藤   薫
           29番  齋 藤 光 男         30番  白 石 さと子        31番  本 田 一 代         32番  中 島 貞 夫        33番  永 田 洋 治         34番  半 田   栄        35番  山 田 隆 史         36番  荒 井 昭 男        37番  上 村 信 行         38番  稲 葉 征 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      清 水 計 男    教育長      岡 田 孝 夫     企画部長     金 子 一 男    総務部長     菊 地 孝 壽     公金収納推進部長 塚 越   隆    市民生活部長   塚 越 敏 行     地域振興部長   松 島   茂    福祉こども部長  大 谷 恒 雄     健康医療部長   神 藤 幸 生    産業環境部長   岩 崎 信 廣     農政部長     前 嶋   進    都市計画部長   亀 井 俊 光     都市整備部長   田 口 一 人    開発事業部長   椎 名 行 司     上下水道局長   細 金 義 光    会計管理者    上 原 隆 志     消防長      青 木 節 雄    教育部長     八 須 利 秋     文化スポーツ部長 栗 原 知 章    監査委員事務局長 大 矢 光 衛     企画部副部長(企画担当)                                  荒 木 建 夫    総務部副部長(総務担当)         総務部参事(総務課長)             北 爪   宏              八 代 敏 彦  〇事務局職員出席者    事務局長     北 澤 潤 一     議会事務局参事議会総務課長)                                  茂 木   均    議事係長     高 島 賢 二     主任       大 塚 英 俊           議 事 日 程(第1号)                             平成22年2月22日午前9時30分開議                             太田市議会議長    高 橋 美 博 第 1 会期の決定 第 2 会議録署名議員の指名 第 3 医療施設整備調査特別委員会中間報告について 第 4 子育て支援高齢者いきがい対策調査特別委員会中間報告について 第 5 議案第 1号 太田市教育委員会委員任命の同意について 第 6 議案第10号 平成22年度太田市一般会計予算について     議案第11号 平成22年度太田市国民健康保険特別会計予算について     議案第12号 平成22年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計予算について     議案第13号 平成22年度太田市老人保健特別会計予算について     議案第14号 平成22年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について     議案第15号 平成22年度太田市八王子山墓園特別会計予算について     議案第16号 平成22年度太田市介護保険特別会計予算について     議案第17号 平成22年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計予算について     議案第18号 平成22年度太田市水道事業会計予算について     議案第19号 平成22年度太田市下水道事業等会計予算について           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     会                                       午前9時30分開会 ○議長(高橋美博) ただいまから平成22年3月太田市議会定例会を開会いたします。      ◎ 太田市市民憲章の唱和 ◎事務局長(北澤潤一) 開議に先立ち、太田市市民憲章の唱和をいたしますから、ご起立願います。  私が前文を朗読いたしますから、本文はご一緒にご唱和をお願い申し上げます。      (一同起立、市民憲章唱和) ◎事務局長(北澤潤一) ご着席ください。      ◎ 開     議                                       午前9時32分開議 ○議長(高橋美博) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(高橋美博) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◎事務局長(北澤潤一) ご報告申し上げます。  最初に、去る1月22日群馬県市議会議長会臨時総会の席上、群馬県知事から群馬県市町村自治功労者といたしまして、市川隆康議員小林人志議員深澤直久議員斉藤幸拓議員高橋美博議長正田恭子議員、伊藤薫副議長、本田一代議員半田栄議員山田隆史議員、及び荒井昭男議員が、感謝状及び記念品を受けられております。  この件につきましては、全員協議会におきまして伝達いたしたとおりであります。  続いて、監査委員からの報告でありますが、12月定例会以後、議長あてに報告がございましたのは、福祉こども部健康医療部議会事務局市民生活部産業環境部、農政部、農業委員会事務局及び上下水道局定期監査報告、工事監査、並びに11月分及び12月分の例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、請願及び陳情でございますが、今定例会までに受理いたしました請願は、1件であります。  お手元に配付の請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託をいたします。  なお、陳情につきましては、2件受理いたしております。  その内容につきましては、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。以上でございます。 ○議長(高橋美博) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 会 期 の 決 定 ○議長(高橋美博) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月18日までの25日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋美博) ご異議なしと認めます。  よって、会期は25日間と決定いたしました。      ◎ 会議録署名議員の指名 ○議長(高橋美博) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、37番上村信行議員及び38番稲葉征一議員を指名いたします。
         ◎ 医療施設整備調査特別委員会中間報告について ○議長(高橋美博) 次に、日程第3、医療施設整備調査特別委員会に付託中の継続調査の件については、会議規則第44条第2項の規定により、中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  星野一広委員長。 ◎医療施設整備調査特別委員長(星野一広) ただいまより医療施設整備調査特別委員会中間報告を申し上げます。  平成21年3月定例会開会前までの活動状況につきましては、既にご報告を申し上げてありますので、その後の活動の経過をご報告申し上げます。  当委員会は平成21年3月定例会から本日までに3回の委員会を開催し、本市の救急医療体制の現状、施設整備に向けた取り組みの現状等について執行者より報告を受け、今後の救急医療施設の整備のあり方について調査研究を行ってまいりました。  初めに、昨年6月10日に開催した委員会につきましては、執行者からは、本市における地域医療の現状と課題のこと、総合太田病院移転建てかえ事業に係るスケジュールのこと、平成20年中の救急搬送実績のこと、及び平成21年中のドクターヘリによる搬送実績のことについて報告を受けました。委員からは、総合太田病院新築移転計画への市の関与のことについて質疑があり、このことについては、あくまでも富士重工業健康保険組合の病院なので、市としては周辺を取り巻く土地や都市計画上の調整等をバックアップするものであるとのことでありました。また、基準病床数の見直しのこと、移転予定地の用地買収の進捗状況のこと、開院予定時期のことなどについて質疑、意見がありました。  続いて、8月21日に開催した委員会につきましては、執行者からは、総合太田病院移転建てかえ事業の進捗状況並びに建設スケジュールのこと、新総合太田病院(仮称)の概要のこと、及び足利赤十字病院ドクターカー運用に伴う協定書の締結のことについて報告を受けました。なお総合太田病院移転建てかえ事業については、8月11日に市街化編入決定の運びとなり、用地契約等を進めて平成22年には造成に着手する予定であるとのことでありました。委員からは、患者の相互紹介と病院、診療所の連携のこと、診療科目の細分化と医師確保のこと、移転建てかえに伴う本市の支援金額のこと、ドクターカー運用に伴う本市の費用負担のこと、ドクターカーの要請方法と判断基準のことなどについて質疑、意見がありました。  続いて、行政視察として11月5日、6日の両日、愛知県豊橋市と岐阜県大垣市を視察し、豊橋市民病院及び大垣市民病院救命救急センターを調査研究してまいりました。また、11月12日には、前橋赤十字病院及び総合太田病院を視察し、地域の医療機関の現状を調査研究いたしました。  続いて、2月10日に開催した委員会につきましては、執行者から、総合太田病院移転建てかえ事業の進捗状況並びに建設スケジュールのこと、及び平成21年中の救急搬送状況のことについて報告を受けるとともに、これまでの委員会での調査研究をしてきた事項につきまして協議し、その内容を整理させていただきました。なお、総合太田病院移転建てかえ事業については、平成21年11月17日に事業認定取得、12月22日に登記完了の運びとなり、文化財発掘本調査及び造成に着手する予定であるとのことでありました。委員からは、調剤薬局はどこに配置されるのかとの質疑があり、このことについては、南側の敷地外に設置できる計画となっているが、距離があり歩くと時間がかかるので、何らかの対処方法を研究したいとのことでありました。また、周辺道路の整備のこと、未買収地の面積と今後のこと、国、県からの補助金、交付金のこと、救急車の現場滞在時間の推移と救急病院との連携のことなどについて質疑、意見がありました。  以上、平成21年3月定例会から本日までの活動状況についてご報告申し上げましたが、本市の救急医療を担う救急告示6病院でも医師不足の影響等もあり、救急車で管外病院に搬送される事例も見受けられます。また、3次救急医療を必要とする患者の受け入れ施設がないことから、市民の身体、生命を守るため、そして、緊急の事態が発生したとしても24時間体制で必ず救急患者を受け入れてもらえる救命救急センターが必要であると考えております。  そうした中で、総合太田病院の大島町地内への移転計画が進められておりますが、その移転にあわせて救命救急センターを併設できないか、今後も委員会で十分な調査研究を続けてまいりたいと考えております。執行者におかれましては、その運営方法や市の関与の仕方等につきましては、富士重工業健康保険組合総合太田病院はもとより、他の救急告示病院や医師会等の関係機関とも十分なご協議をいただき、本市の救急医療体制がより充実するよう、一層のご努力をお願い申し上げまして、中間報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(高橋美博) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別にご質疑もないようですから、以上で中間報告を終わります。      ◎ 子育て支援高齢者いきがい対策調査特別委員会中間報告について ○議長(高橋美博) 次に、日程第4、子育て支援高齢者いきがい対策調査特別委員会に付託中の継続調査の件については、会議規則第44条第2項の規定により、中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  白石さと子委員長。 ◎子育て支援高齢者いきがい対策調査特別委員長白石さと子) ただいまより子育て支援高齢者いきがい対策調査特別委員会中間報告を申し上げます。  平成21年3月定例会開会前までの活動状況につきましては、既にご報告を申し上げてありますので、その後の活動の経過をご報告申し上げます。  当委員会は平成21年3月定例会から本日までに4回の委員会を開催し、本市の第3子以降子育て支援事業や中・高年齢者生き甲斐づくり推進事業実施状況等について執行者より報告を受けてまいりました。また、行政視察を実施し、今後の少子高齢化社会への対策のあり方について調査研究を行ってまいりました。  初めに、昨年6月12日に開催した委員会につきましては、執行者からは、高齢者の雇用や就業機会の確保に関すること、世代間交流事業のこと、次世代育成支援に関するニーズ調査結果のこと、こども館建設事業の進捗状況のこと、第3子以降子育て支援事業の実施状況のこと、次世代育成支援行動計画事業の推進のこと、及び中・高年齢者生き甲斐づくりの推進事業の実績のことについての報告を受け、委員からは、こども館の省エネルギー対策や運営方法のこと等について質疑、意見がありました。  続いて、9月4日に開催した委員会につきましては、執行者からは、次世代育成支援行動計画策定委員会設置のこと、寄附受け入れのこと、不妊治療費助成事業のこと、及び中・高年齢者生き甲斐づくり推進事業のことについて報告を受け、委員からは、子育て世代の意見を取り入れた計画策定のこと、流産を繰り返してしまう不育症の治療のこと等について質疑、意見がありました。  続いて、行政視察として11月11日、12日の両日、新潟県燕市と長岡市を視察し、生涯学習推進計画の実施状況、すこやか赤ちゃん誕生祝い金等支給事業及び子育ての駅を調査研究してまいりました。  続いて、12月8日に開催した委員会につきましては、執行者からは、こども館建設工事の進捗状況のこと、第3子以降子育て支援事業の実施状況のこと、及び中・高年齢者生き甲斐づくり推進事業の実施状況のことについて報告を受け、委員からは、小中学校就学助成幼稚園保育料助成の申請期間が短いのではないかとの質疑があり、このことについては、すべて記入済みの書類に印鑑を押し、添付書類を同封して郵送するだけであり、集中的に受け付けを行うが、申請がおくれた方についても柔軟に対応したいとのことでありました。  続いて、2月16日に開催した委員会につきましては、執行者からは、次世代育成支援後期行動計画の策定状況のこと、こども館建設工事の進捗状況のこと、第3子以降子育て支援事業の実施状況のこと、及び生涯学習振興大会のことについて報告を受け、委員からは、こども館への人員配置は4月なのに、なぜ5月にオープンなのかとの質疑があり、このことについては、図書の納入や整理もあるので準備期間をとり、ボランティアの方にも参加していただき、万全の体制で5月5日のこどもの日にオープンしたいとのことでありました。  このことに対して委員からは、職員とボランティアのすみ分けなども含めて、連携や対応をうまく図れるようにしてもらいたいとの要望がなされました。  また、第3子以降子育て支援事業において、保育料などを滞納している方への助成について質疑があり、このことについては、納税相談の機会を設けており、分納誓約を行った上で認定をしているとのことでありました。  以上、平成21年3月定例会から本日までの活動状況についてご報告申し上げましたが、本市では、少子化の傾向に歯どめをかけることを目的として、第3子以降の妊娠、出産から中学校卒業までの基本的な子育て費用の支援を行うほか、さまざまな子育て支援施策を実施しておりますが、今後は行政だけでなく、家庭や地域、企業などが一体となって子育てを支援し、働きながら安心して子育てができる社会づくりを目指していただきたいと考えております。  また、幅広い分野にわたり高齢者が安心して生き生きと暮らしていける社会づくりを推進するために、高齢者の再就職に関する環境づくりや雇用対策の推進を図るほか、高齢者が参加しやすい生涯学習活動や世代間交流事業の、より一層の振興を図っていただきたいと考えております。  最後に、複合的な子育て支援を行う施設として、城西町に建設されたこども館につきましては、児童の健全育成と情操教育の推進を図ることを期待しておりますが、執行者におかれましても、5月の開館を目指して、ソフト面での充実や管理運営方法などにつきましても十分なご協議をいただき、子育て支援の拠点となる施設がより充実するように、一層のご努力をお願い申し上げまして、中間報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(高橋美博) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別にご質疑もないようですから、以上で中間報告を終わります。      ◎ 議 案 上 程  議案第1号 太田市教育委員会委員任命の同意について ○議長(高橋美博) 次に、日程第5、議案第1号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(高橋美博) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 議案第1号 太田市教育委員会委員任命の同意について、提案理由の説明を申し上げます。  本市の教育委員会委員の1人であります藤田修司氏が平成22年4月27日をもちまして任期満了となります。その後任として高木潔氏を任命いたしたいと存じますので、議会の皆様のご同意を得たく、ご提案申し上げる次第でございます。  高木氏は、太田市亀岡町660番地3に居住され、昭和34年2月7日生まれ、現在、土木設計事務所ティープラン代表をされております。公職歴として、尾島小学校PTA会長、尾島町子ども会育成会連絡協議会会長、太田市子ども会育成団体連絡協議会副会長、県立太田高等学校PTA副会長等を歴任され、青少年教育に精通されており、人格、識見ともにすぐれ、人望も厚く、社会経験豊富で教育に対する卓越した知識を有し、本市の教育委員として最も適任であると考えております。つきましては、高木潔氏を任命いたしたいと存じますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(高橋美博) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(高橋美博) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋美博) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(高橋美博) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(高橋美博) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(高橋美博) これより採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(高橋美博) 起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。      ◎ 議 案 上 程  議案第10号 平成22年度太田市一般会計予算について  議案第11号 平成22年度太田市国民健康保険特別会計予算について  議案第12号 平成22年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計予算について  議案第13号 平成22年度太田市老人保健特別会計予算について  議案第14号 平成22年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第15号 平成22年度太田市八王子山墓園特別会計予算について  議案第16号 平成22年度太田市介護保険特別会計予算について  議案第17号 平成22年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計予算について  議案第18号 平成22年度太田市水道事業会計予算について
     議案第19号 平成22年度太田市下水道事業等会計予算について ○議長(高橋美博) 次に、日程第6、議案第10号から第19号までの10議案を一括議題といたします。      ◎ 施政並びに財政方針の説明 ○議長(高橋美博) 市長から施政並びに財政方針の説明を求めます。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 平成22年3月市議会定例会の開会に当たり、平成22年度の施政並びに財政方針について申し上げ、議員各位、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  昨年4月の市長選にて、市民の皆様から再度のご負託をいただき、2期目の市政運営を行わせていただいております。この間、さまざまな行政改革に取り組み、新たなサービスへの財源を生み出し、市独自の子育て支援策教育振興事業を推進してまいりました。第3子以降子育て支援事業の取り組みでは出生数が増加し、平成20年人口1,000人当たり出生数は10.3人で、県内市町村中第1位となるなど、着実な成果を挙げております。また、安全安心のまちづくりとして学校耐震化事業に取り組んでまいりましたが、平成24年をもって100%の耐震化率を達成できる目途もつきました。今後も市民ニーズに積極的にこたえつつ、「人と自然にやさしい、笑顔で暮らせるまち太田」を目指し、諸施策に取り組んでまいりたいと思っております。  さて、昨年9月には政権交代による民主党政権が誕生いたしました。コンクリートから人への政治方針とともに、地域主権の確立は大きな変革を感じさせるものでありました。こうした変革期を迎えた一方で、国の経済はいまだ苦しい中にあり、政府も正式にデフレ宣言を行うなど、極めて厳しい状況にあります。政府の平成22年度予算案は、総額で92兆3,000億円と過去最大になりましたが、税収は37兆円台にとどまり、国債発行は44兆円に達するという極めてインバランスな状況になっております。歳出では、子ども手当の創設や高校授業料の実質無料化など、マニフェスト事業に3.1兆円の予算が計上された一方で、公共事業は昨年度比18%の大幅な減となっており、経済全般への影響も懸念されるところでございます。また、地方自治体の歳入歳出の見通しを示す平成22年度の地方財政計画では、景気後退に伴う大幅な地方税の減収を受けて、臨時財政対策債は前年度比49.7%の増となるなど、大変厳しい内容となっております。  本市につきましては、一昨年秋、リーマンショック以降の景気後退や円高の影響、雇用情勢の悪化を受けて市税収入が前年度比約24億円の減、率にして6.9%の減を見込んでおります。中でも、前年度に引き続いて法人市民税は、14億円の大幅な減収となるのに加え、これまで比較的堅調であった個人市民税につきましても、給与所得の低迷から前年度比14億円の大幅な減収が見込まれます。また、先ごろ財務省が公表した財政試算によりますと、平成25年度の新規国債発行額は驚くなかれという数字でありますが、55兆円というところまでに達し、借入金の依存度は55%になるとのことであります。膨大な借入金を前提とした社会の到来が私たちの暮らしにどのような影響を与えるのか、想定することは非常に困難でありますが、厳しい状況は今後とも続くということでございます。  しかし、こうした現状と近い将来を見据える中で、我々地方自治体が果たすべき役割を考えるときに、まず当面の平成22年度は我慢の年にならざるを得ないと考えております。昨年度は国の事業仕分けが話題になりましたが、本市においてもスクラップ・アンド・ビルドによる事業の見直しを積極的に進めてまいりました。民間に任せるものは民間にという視点から、市民ゴルフ場の廃止、バス事業全般の見直し、愛玩動物火葬炉の廃止、藪塚本町国保診療所の民営化の推進など、見直しを行いました。また、あわせて市役所の組織のスリム化、職員給与に見直しも行い、今まで以上に行政の効率的な執行に努める所存でございます。  一方、難しい時代の中ではありますが、新年度は市民生活の安全安心を確保する1年といたしたいとも考えております。  具体的には、まず市民の皆様方の要望の高い地域医療体制の充実に向けて、高度救急医療施設の整備に着手いたします。また、引き続き学校施設の耐震化を推進し、お年寄りや障がい者等の交通弱者の皆さんを対象とするオンデマンドバスを新たに運行開始し、暮らしやすいまちづくりに配慮もいたします。さらに、本市が早くから傾注してまいりました環境対策につきましても、継続してISO14001の活動や太陽光パネルの設置助成など施策を実施するとともに、新たに防犯灯のLED化、これは多分日本で初めてと思いますが、この推進、あるいは地域グリーンニューディール事業への取り組みなどを通して、環境に配慮したまちづくり施策を展開してまいります。  我慢の年には汗をかくことが求められます。一時的には、市民サービスの面でご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、市民の皆様と行政とがともに知恵を出し工夫することによって、この難局を乗り越え、笑顔で暮らせるあしたの太田を築いてまいりたい、こうした理想に向かって新年度の行政運営を進めてまいりたいと考えております。何とぞ、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。  続いて、平成22年度予算編成の基本方針について申し上げます。  景気後退による個人市民税、法人市民税の大幅な減収が見込まれる中で、第4次実施計画を基本に、高度救急医療施設整備事業や学校耐震化事業などの安全安心なまちづくり事業に取り組むとともに、子ども手当などを初めとする国、県の新たな施策への対応を念頭に編成を行いました。財政状況の厳しい中、限りある財源の有効活用を図り、施策の実効性を最大限に高めるため、次の7点について基本的な考え方を定めました。  安全安心事業への重点配分が第1であります。2つ目は市民満足度調査結果を予算に反映することでございます。3つ目は少子化対策等政策的課題に積極的に取り組んでいくということ、4番目には収納対策の強化により自主財源を確保すること、5つ目には部への枠配分予算による権限移譲と無駄ゼロにより歳出を抑制すること、6つ目には市単独補助金の見直しを行うこと、7つ目には国及び県の施策に対応した予算の編成でございます。これら基本的な考え方を踏まえ、限られた財源を有効配分するとともに、行政諸課題にも十分配慮しながら、めり張りのある調和のとれた予算編成を心がけました。  結果といたしまして、平成22年度一般会計当初予算規模は、対前年度比0.7%増の729億3,000万円となりました。なお、国の施策である子ども手当等に係る約28億5,000万円の増要因を考慮すれば、実質的にはおおむね700億円程度、対前年度比3.2%の減でございまして、税減収がそのまま反映された予算規模となっております。また、7つの特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計を合わせますと、1,198億9,477万円の予算規模となっております。  次に、平成22年度において、重点的に推進しようとする施策につきまして、6つの分野に基づき説明を申し上げます。  第1は、教育文化の向上でございます。子育て支援につきましては、安心して子どもを産み育てることができる環境を目指し、太田市次世代育成支援後期行動計画に基づき、各種の子育て支援策を推進してまいります。また、新たな国の政策である子ども手当の導入にあわせて、第3子以降子育て支援事業を初めとする独自の助成制度の見直しも行ってまいります。  次に、安全安心で快適な教育環境を充実するため、引き続き幼稚園、保育園園舎の施設整備に対する助成補助を行うほか、耐震化計画に基づいた小中学校施設整備事業の継続実施をしてまいります。義務教育の推進につきましては、児童生徒の確かな学力や生徒指導の充実を図るため、教育支援隊、外国語指導助手及び悩みごと相談員を小中学校に配備し、きめ細かな少人数指導による基礎学力の向上、不登校対策、こういった指導に努めてまいりたいと思っております。商業高校につきましては、社会ニーズに対応できる学校改革を目指すため、太田市立商業高等学校改革・改善検討委員会の答申をもとに準備室を設置して検討を進めてまいります。青少年教育につきましては、昨年に引き続き、市内10小学校の余裕教室等を活用して、放課後子ども教室を開設いたします。また、稚内市や沼田市へ小中学生の派遣を行い、派遣先でのさまざまな交流・体験活動を通じて次代を担う青少年の育成を図ってまいります。生涯学習活動では、市民教室や中高年生きがいづくり推進事業を実施し、地域活力の創出に努めてまいります。スポーツ・芸術文化の推進につきましては、昨年度発足いたしました財団法人太田市文化スポーツ振興財団の自主的運営を図るとともに、市内体育施設の利用料金を統一するなど、市民の利用しやすい文化スポーツ施設の運営を目指してまいります。  第2は、健康福祉の増進でございます。次代を担う子どもたち1人1人が健やかに成長することができる環境を目指し、保育園及び幼稚園の運営の充実や地域子育て支援センター事業やファミリーサポートセンター事業の拡充に取り組むほか、近年増加している保育需要に対応するため、保育園の定員増を図ってまいります。母子福祉の推進につきましては、国から採択を受けた母子家庭等を対象にしたひとり親家庭等在宅就業支援事業に取り組むほか、児童扶養手当制度の改正に伴い、父子家庭も対象として手当を支給してまいります。児童の安全安心な居場所の確保に向けては、放課後児童クラブ事業の拡充、(仮称)こども館の運営、児童センターの建設などを行い、児童の健全育成に取り組んでまいります。  次に、疾病予防対策といたしまして、予防接種、特定健診や特定保健指導、女性特有のがん検診など各種がん検診を実施し、その結果に基づいた健康教育を充実させ、第1次予防対策の推進を図ります。さらに、総合太田病院移転建てかえ事業にあわせて、高度救急医療施設建設事業を進めてまいります。また、平日夜間救急診療所の運営を行うとともに、救急医療告示病院に対する積極的な支援を通して、地域全体の救急医療の維持を図ってまいります。障がい者福祉につきましては、第2期太田市障がい福祉計画に基づき、障がい者の地域移行を促進するためにグループホーム等の充実を図るほか、社会交流及び生産活動の機会を提供するために、地域活動支援センター及び福祉作業所の運営に努めてまいります。老人福祉に関しましては、藪塚本町地区における高齢者の健康増進、生きがいづくり、触れ合いの場として藪塚本町老人福祉センターの建設事業を推進します。  第3は生活環境の整備であります。環境につきましては、環境基本計画に基づき、自然と調和した循環型社会の構築を目指すとともに、地球温暖化問題に対して市民の省エネルギー意識の高揚を図るため、太陽光発電システム導入促進事業や省エネルギー機器設置費補助等、各種施策に取り組んでまいります。また、ごみの分別排出の徹底に向け、行動指針である4Rに関する啓発活動等を積極的に進めるほか、ごみ処理施設の機能向上を図るため、計画的に改善を行ってまいります。防犯対策につきましては、犯罪の抑止効果や経費削減及び地球温暖化の防止のため、防犯灯のLED導入を進めてまいります。また、太田駅北口に防犯カメラを設置するとともに、青色回転灯つき防犯パトロール車による防犯パトロールをより一層強化し、防犯協会及び関係機関との連携を図りつつ、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進します。防災対策につきましては、防災拠点行政センターに対して、引き続き防災備蓄食料や資機材の配備を進めるとともに、自主防災組織の育成に努め、迅速に対応が図れるようネットワークを強化いたします。消防行政につきましては、総合的な消防体制の充実強化に向けて、東部消防署新庁舎の建設を初め、消防車両及び消防水利の継続的整備、さらには高層化建物に対するはしご車のオーバーホール等を実施してまいります。交通安全対策につきましては、事故撲滅に向け関係機関と連携し、街頭指導や交通安全教室等を積極的に開催するほか、事故多発地点並びに危険地点への啓発看板の設置など、地域ぐるみでの交通事故の減少に努めてまいります。公共交通対策につきましては、放置自転車対策として放置自転車防止条例による駅前放置自転車対策を推進してまいります。また、公共バスにつきましては、オンデマンドバスの運行を取り入れた再編を行い、利便性の向上と経費節減に努めてまいります。身近な生活道路の整備につきましては、狭あい道路整備事業の制度の見直しを行い、一層の充実を図ってまいります。上下水道事業につきましては、安全で安心な水道水の安定的な供給に努めるとともに、下水道経営の効率化、合理化に努めながら、公共下水道、農業集落排水事業及び戸別浄化槽事業の整備、普及に取り組んでまいります。  第4は産業経済の振興であります。農業政策につきましては、有害鳥獣対策等経費として、太田市北部の八王子丘陵におけるイノシシの農作物被害を防止するための対策を図るため、捕獲おりの増設を図るとともに、電気さくによる被害防止策を検討して取り組んでいきます。道の駅建設事業につきましては、企業地の造成工事に着手し、農産物の出荷体制等運営面の体制づくりも推進します。また、耕作放棄地の借り受けや一定面積以上の規模拡大を図る認定農業者を対象に、農業用機械等の購入に対する補助を引き続き実施いたします。農業生産基盤整備につきましては、新規にかんがい排水事業を計画するほか、地域農業者からの要望が高い用排水路、農道等の改修整備についても、県の補助事業を活用し効率的に事業を推進してまいります。商業振興につきましては、市街地の空き店舗対策事業を行うとともに、商工会議所青年部連合会第30回関東ブロック大会太田大会を初め、商工団体等が実施する各種イベントへの支援、商業活性化対策を進めてまいります。工業振興につきましては、6月に分譲予定の太田さくら工業団地への積極的な企業誘致活動を推進するとともに、一般財団法人地域産学官連携ものづくり研究機構が建設する人材育成施設について支援を行い、産学官連携をさらに強化してまいります。また、経済不況に伴う雇用の悪化に対応するため、緊急雇用創出基金事業及びふるさと雇用再生基金事業を推進し、雇用の確保に努めます。金融対策といたしましては、低利な融資利率を維持し、中小企業者の支援を図るとともに、勤労者住宅資金及び生活基金の融資枠を確保し、勤労者の生活安定と福祉の向上に努めてまいります。観光対策といたしましては、各種イベントを開催するとともに、平成23年度に展開される群馬デスティネーションキャンペーンに向け、観光客の誘致による交流人口の拡大を図ってまいります。  第5は都市基盤の整備であります。都市計画行政につきましては、太田市景観計画に基づき、地域の特性を生かしながら自然、まち、歴史、文化の調和した愛着と誇りの持てる魅力ある景観づくりの推進に努めてまいります。土地区画整理事業等につきましては、東矢島、宝泉南部、尾島東部、太田駅周辺の4地域の区画整理事業につきましては効率的な事業推進に努めており、太田駅周辺につきましては仮換地指定済み地域での建設移転や北口駅前広場周辺の幹線道路等を整備いたします。また、民間主導による再開発事業やまちづくり研究会等の支援を通じて、都市機能の更新に努めてまいります。幹線道路等の整備につきましては、北関東自動車道の側道整備や都市計画道路の整備を着実に進めてまいります。また、橋りょう新設改良事業につきましては、内ケ島跨線橋の耐震補強工事や浜西跨線橋の耐震調査を実施し、安全性の確保に努めてまいります。公園整備事業につきましては、八王子丘陵の自然を生かした遊歩道を整備し、周辺の景観や市民要望を取り入れつつ、公園としての利活用を図ってまいります。また、北部運動公園につきましては、21世紀のぐんまの名所となるよう、春にはおおた芝桜まつり、冬にはイルミネーションを展開してまいります。太田市民ゴルフ場につきましては、利用者の減少傾向が続いていることから、ゴルフ場を廃止し、新たに多くの市民が利用できるスポーツ広場へと整備を行ってまいります。市営住宅につきましては、軽浜団地の建てかえ、新井団地の外壁改修を実施するほか、引き続き管理代行制度の活用による市営住宅の効率的な管理運営を行ってまいります。  第6は行財政の推進でございます。太田市まちづくり基本条例に基づき、市民と行政との協働と参画によるまちづくりを推進するとともに、男女共同参画社会の実現及び人権が尊重される社会の実現を目指し、各種啓発活動に努めてまいります。また、市民の参画と協働の実践事業として行われております1%まちづくり事業に引き続き取り組むと同時に、地域活動の拠点である地区集会施設等の充実に向け、トイレの水洗化への補助制度の新設などを支援してまいりたいと思います。行政改革につきましては、引き続き職員数の削減を踏まえた適正な定員管理を行います。また、新たに行政組織の大幅な統廃合を実施するとともに、管理職員に対する給与の見直しを行うことによって、行政サービスの効率的な執行に努めてまいります。企業会計的な視点からバランスシートを作成し、コスト意識を持った行政サービスの提供を図るとともに、3つのISOと行政評価を有機的に連携させ、太田市マネジメントシステムのさらなる定着を図り、職員の意識改革と経営品質の向上に努めます。滞納対策につきましては、より厳しい収納環境の中で、早期の訪問徴収により滞納遅延の防止に努めるとともに、平成21年度から実施したインターネット公売を活用して、差し押さえ物件の公売を強化してまいります。  次に、各地域における生活、文化の向上を目指し、15行政センターにおいて身近な市役所として、市民課や税関係課の連絡所業務を行うほか、中高齢者の生きがい対策事業など生涯学習活動の充実を図ってまいります。市民からの苦情、相談、問い合わせにつきましては、担当課及び関連機関と連携をとり、市民の抱える諸問題の解決を図ってまいります。また、2つの消費生活センターを太田市役所庁舎内に統合し、平日に加え土曜日も相談業務を行い、消費者行政の充実を図ってまいります。広報活動につきましては、広報おおたの発行や市ホームページの運営を初め、エフエム太郎や地元テレビ局を活用した行政情報番組の放送を通じ、市政情報の積極的な提供に努めてまいります。情報化の推進につきましては、情報セキュリティーの確保のため、ISO27001の適正な運用に努める一方で、市民向けパソコン講座、小学生を対象としたおおたIT学校、NPO法人との連携によるパソコンなんでも相談室、インターネット安全教室など、多方面から市民ニーズにこたえてまいります。さらに、平成23年7月の地上デジタル放送完全移行に伴い、市民への啓発、情報提供を図るとともに、難視地域の解消の実現に努めてまいります。あわせて、本庁舎等に起因する地上デジタル波の電波障害対策も実施をいたします。  以上、平成22年度の市政運営につきまして、所信の一端を申し述べました。いずれにしましても、自治体を取り巻く環境は非常に厳しい中にあります。そして、このこともことしで終わることなく、何年続くかわからないような状況にありまして、今、国でやっています経済が上向くための戦略がどこまで実効性を持つのか、これらも一番私どもが関心の高いところでもあります。こういった国の体制の中にいる我々地方自治体でありますので、我々も国に対する意識を高めて国の動向等についても強い関心を持ちながら、私どもは市民の1人として選択、あるいはこれから参議院の選挙がありますけれども、やはり適正な選択等々も行っていかなければならないのではないかと思っております。  私たちは単なる住民であってはいけません。私たちは、やはり物を考え、行動する市民でなければならない、そのようなことを非常に強く今感じる世の中であります。1人1人が責任を持って行動し、世の中を変えていく、これも非常に大事なことでありまして、ぜひただ惰性に流されることなく、私たちの意思を、一生懸命やっている我々地方自治体のこういった形も国に酌み取っていただき、地域主権が本当に実現できるように、ぜひそうなってほしいと願うものであります。また1年間、この施政方針に基づき頑張ってやっていきますので、議員の皆さん、市民の皆さん方にはご理解いただき、応援をよろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。 ○議長(高橋美博) 以上で、施政並びに財政方針の説明は終わりました。      ◎ 款 別 説 明 ○議長(高橋美博) これより款別説明に入ります。  最初に、一般会計予算について、菊地総務部長。 ◎総務部長(菊地孝壽) 議案第10号 平成22年度太田市一般会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の1ページをお開きください。本ページにおきましては、平成22年度太田市一般会計予算の歳入歳出予算を初め、継続費等について定めたもので、歳入歳出予算の総額を729億3,000万円といたすものでございます。  次に、8ページをお開きください。第2表継続費でございますが、藪塚本町老人福祉センター建設事業ほか3事業につきまして、平成22年度から2カ年継続事業として実施いたすものでありまして、それぞれ総額と年額割を定めたものでございます。  次に、第3表債務負担行為でございますが、太田市土地開発公社の借入金に対する債務保証の限度額を110億円と定めるほか、記載の3事業について限度額を定めたものでございます。  次に、第4表地方債でございますが、公共用先行取得用地購入事業から10ページの私立幼稚園建設費補助事業までの47事業のほか、国の制度に基づく臨時財政対策債の発行、さらに平成15年度に発行いたしましたおおた市民債が満期償還を迎えることに伴う借換債の発行についてそれぞれ限度額を定めるもので、その総額を86億1,780万円といたすものでございます。なお、起債の借り入れにつきましては、低利かつ有利な方法で借り入れる方針でございます。  続きまして、歳入歳出予算を事項別明細書に基づきご説明させていただきますが、11ページには歳入の総括を、12ページには歳出の総括をそれぞれ款別に記載してございますので、款全体につきましてはこちらでご確認をお願いいたします。  続きまして、歳入予算でございますが、14ページをお開き願います。まず、自主財源の柱となります1款市税でございますが、1目の個人市民税につきましては、雇用情勢の悪化及び給与所得の減などを勘案いたしまして、前年度比12.4%減の97億2,251万7,000円とし、2目の法人市民税につきましては基幹産業である自動車関連企業において円高の進行や世界的な需要減などの影響による減、また保険業などのサービス業においても大幅な減収が見込まれることから、前年度比37.9%減の22億6,511万5,000円を計上いたしました。  次に、16ページの2項1目固定資産税でございますが、土地につきましては依然として地価の下落が続くことから減を見込む一方で、家屋にあっては新増築分の評価増が見込めるため、総額で前年度比1.8%増の168億5,370万7,000円といたしました。  次に、18ページ下段の2款地方譲与税から、20ページ下段の8款自動車所得税交付金につきましては、平成21年度の実績や景気後退による影響等を勘案いたしまして、それぞれ計上いたしました。  次に、22ページ上から2段目の9款地方特例交付金につきましては、子ども手当の地方負担に係る交付金創設による増を見込みまして4億500万円とした一方で、特別交付金が経過措置終了に伴い1億600万円皆減となるため、総額では4,500万円の減となります。  次に、10款地方交付税でございますが、普通交付税は平成21年度の実績や国の地方財政計画に基づく交付税総額の増額等を勘案し、24.5%増の22億6,000万円を計上いたしました。一方、特別交付税は不交付団体に対する段階的削減措置が本市に適用されなくなる見通しであるため、142.1%増の6億円を計上いたしました。  次に、同ページの下段から12款分担金及び負担金につきましては、2目民生費負担金に保育所運営費保護者負担金10億215万2,000円を計上しておりますが、第3子以降子育て支援策の1つである保育料無料化を引き続き実施するため、1億2,000万円程度の減免を反映させております。  次に、24ページ下段からの13款使用料及び手数料につきましては、各施設の使用料及び各種の申請手数料を、それぞれ実績等を勘案いたし計上いたしました。  次に、34ページからの14款国庫支出金につきましては、最も大きな特徴は35ページの10節子ども手当交付金でございまして、事務経費を含めて35億8,925万5,000円を計上いたしました。また、37ページ下段の1節小学校費補助金のうち、公立学校施設整備費補助金3億3,206万5,000円につきましては、継続して実施している公立学校施設耐震化に係るものであり、平成22年度においては太田小学校、宝泉小学校、木崎小学校及び藪塚本町小学校の校舎建てかえ事業や毛里田小学校屋内運動場の建てかえ事業等に充てられるものでございます。  次に、38ページ下段からの15款県支出金につきましては、次の41ページの8節子ども手当交付金として県負担分の交付金4億3,037万4,000円を計上いたしました。また、43ページの12節児童福祉費補助金のうち、群馬県安心子ども基金事業交付金につきましては、民間保育園2園の改修などに充てるもので、3億362万5,000円を計上いたしました。また、44ページ中段の4目労働費補助金3億9,552万9,000円につきましては、ふるさと雇用再生特別基金事業補助金及び緊急雇用創出基金事業補助金ということで、いずれも国の雇用対策の一環として創設された事業でございます。  歳出側の充当事業は、新規、継続で合計26事業でございまして、判別を容易にするため、予算書においても対象事業をすべて括弧書きで記載させていただきましたので、歳出を参照する際にはご留意いただければと思います。  次に、48ページ下段からの16款財産収入につきましては、次の50ページ、2項1目不動産売払収入において、市有地売払収入として前年度を大幅に上回る2億1,166万円を計上いたしました。これは石原団地の建てかえ工事により生じた余剰跡地の売払収入2億円を見込んだことによるものでございます。  次に、下段からの18款1項1目特別会計繰入金につきましては、水道事業会計繰入金として職員の退職予定者の退職金に係る水道事業在職期間分の負担金等を計上いたしました。また、次の52ページ、2項基金繰入金につきましては、財政調整基金繰入金を15億円とし、市税の減収等の財源調整を図るため繰り入れをいたすものでございます。また、減債基金繰入金2億1,000万円につきましては、おおた市民債の平成15年度分が満期償還を迎えることに伴い、償還財源の一部として繰り入れをするものでございます。  次に、20款諸収入につきましては、次の55ページの1節商工費貸付金元利収入には、経営安定資金融資貸付金収入13億7,606万円を計上したのを初め、各種の融資貸付金収入を計上し、引き続き経済不況の影響による中小企業の資金需要に対処するため、所要の融資枠を確保いたします。また、同ページ下段以降が雑入でございますが、次の57ページ上から3段目の学校給食費納入金10億573万6,000円は、歳入歳出同額の計上でございます。また、次の59ページ、説明欄下段の松嶺福祉短大補助金返還金1億1,774万7,000円は、同校閉校による財産処分に伴う補助金の返還を計上したものであります。  次に、60ページからの21款市債につきましては、冒頭の第4表地方債でもご説明申し上げたとおり、右ページの公共用先行取得用地購入事業市債を初めとする47の各事業債に加えて、62ページ最下段には、急激な景気の悪化に伴う歳入不足を補うための臨時財政対策債32億9,160万円や、次の64ページには市民債の償還に対する減債基金繰入金の不足を補うため、おおた市民債借換債2億9,000万円を計上いたしました。なお、臨時財政対策債32億9,160万円を除いた通常の市債の発行額は53億2,620万円でありますが、歳出での臨時財政対策費を除く償還元金は58億9,316万8,000円となりまして、償還元金を超えない市債の発行という基本姿勢を引き続き堅持いたしたところでございます。  続きまして、歳出予算の主なものにつきましてご説明いたします。  66ページ、1款議会費につきましては、議会運営経費として総額5億411万6,000円を計上いたしました。  次に、68ページからの2款総務費でございますが、主なものといたしまして、1項1目一般管理費では、73ページ上段の1%まちづくり事業をごらんください。総額は前年度同額の1億5,000万円でありますが、内訳を変更して新規に集会所トイレの水洗化補助金を創設し、1,500万円を計上いたしました。  次に、78ページの6目財産管理費でございますが、土地開発公社から供用開始済みの先行取得用地を買い戻すための用地購入費6億3,064万4,000円及びおおた市民債の償還に備えるための減債基金積立金1億8,300万円などを計上いたしました。  次に、88ページ中段の12目防犯費でございますが、新設防犯灯130灯分及び太田駅北口への防犯カメラ設置に係る費用として工事請負費1,000万円などを計上いたしました。  次に、90ページ中段の16目公共交通機関整備事業費でございますが、バス関連事業の大幅見直しを行ったことに伴い、公共交通機関運行事業補助金については3,405万円となった一方で、その下に新規にデマンドバス運行事業2,410万8,000円を計上いたしました。見直しの趣旨としましては、対象者を高齢者や障がい者などのいわゆる交通弱者に特化することで総事業費を圧縮し、より費用対効果の高い運行形態への転換を試みるものであります。  次に、92ページから110ページにかけては分庁舎、各行政センターの管理経費を計上いたしました。  次に、120ページの4項選挙費につきましては、本年7月に執行が見込まれる参議院議員選挙費5,619万7,000円などを計上いたしました。また、124ページの5項2目統計調査費につきましては、5年ごとに行われる国勢調査の調査費8,127万4,000円を計上したため、大幅な増となっているものでございます。  次に、126ページからの3款民生費でございますが、主なものといたしまして、1項社会福祉費では、129ページ下段の国民健康保険特別会計繰出金として8億5,322万6,000円を計上いたしました。また、130ページから138ページにかけては、身体、知的、精神の各障がいに係る支援事業費等、そして障害者自立支援法に係る給付費等を計上してございます。  次に、140ページからの7目老人福祉費でございますが、141ページ中ほどの高齢者向け優良賃貸住宅補助金2億2,400万円につきましては、医療法人松嶺会が建設する施設に対するものでございます。  次に、143ページ下段の後期高齢者医療事業には、その運営主体であります群馬県広域連合に支払う療養給付費負担金として11億8,834万円を計上いたしました。  次に、144ページ下段からの10目福祉センター費でございますが、既設の各老人福祉センター等の管理経費を計上したほか、151ページ中段には藪塚本町老人福祉センター建設に係る工事請負費1億500万円を計上いたしました。また、同ページ下段の福祉医療助成事業には、福祉医療費助成金17億5,000万円を計上いたしました。  次に、152ページ中段からの2項1目児童福祉総務費でございますが、155ページ上段の保育活動支援事業では、保育園運営費等補助金5億9,794万9,000円を計上したほか、民間児童福祉施設整備費補助金として、しらかば、中原両保育園の園舎改修に対する補助として2億7,117万4,000円を計上いたしました。また、次の157ページの中ほどの児童館建設事業の1億410万円につきましては、本町地内に整備する児童センター建設に係る事業費でございます。  次に、159ページ、第3子以降子育て支援事業には7,521万4,000円を計上いたしました。平成21年度と比較いたしますと、1億2,000万円余りの減となりますが、これは子ども手当の創設にあわせて小中学校就学助成金を廃止したことによる減でございます。また下段には、本年2月、3月分の児童手当支給事業費3億3,048万5,000円並びに子ども手当支給事業費44億3,479万4,000円をそれぞれ計上いたしました。  次に、160ページの4目保育園費では、次の163ページ中ほどに保育園児童委託料として市内民間保育園41園の委託料44億2,265万円を計上したところでございます。  次に、168ページからの4款衛生費でございますが、1項保健衛生費では、次の171ページ中段に高度救急医療施設建設事業負担金15億円を計上いたしました。これは移転新築する総合太田病院の地域型救命救急センターに係る建設事業費の一部を負担するものであります。  次に、172ページからの6目環境衛生費につきましては、175ページ中ほどの環境企画事業において、太陽光発電システム導入促進事業奨励金2,000万円や省エネルギー機器設置費補助金400万円を計上いたしました。  次に、182ページからの2項清掃費につきましては、清掃施設管理運営費において、太田市外三町広域清掃組合負担金4億3,554万4,000円及び平成22年度で支払いが終了する桐生市清掃センター建設費負担金1,720万5,000円をそれぞれ計上いたしました。また、184ページ下段の2目ごみ処理費におきましては、次の187ページ上段に工事請負費1億3,850万円を計上いたしましたが、これは昨年度に引き続き、ごみ焼却施設の大規模改修を行うための費用等を計上したものでございます。  次に、188ページからの5款労働費でございますが、主なものといたしましては、189ページ下段の勤労者福利厚生事業では、勤労者住宅資金融資貸付金3億2,461万円及び勤労者生活資金融資貸付金1億6,549万円をそれぞれ計上いたしました。  次に、192ページからの6款農林水産業費でございますが、主なものといたしましては、194ページからの1項2目農業総務費では、次の197ページ上段において、藪塚本町農協施設整備事業補助金3,983万1,000円を計上したほか、ページ下段の道の駅建設事業につきましては、平成23年度までの2カ年継続事業の初年度事業分として工事請負費2,320万円を計上いたしました。  次に、202ページ下段からの8目土地改良事業費1億7,088万5,000円につきましては、老朽化した土地改良施設の改修及び、陳情対応の農道、水路の改修に係る事業費を計上したほか、次の205ページ上段には県営土地改良事業等負担金1億793万2,000円を計上いたしました。  次に、2項1目林業振興費には、下段の有害鳥獣対策等経費に2,209万2,000円を計上いたしましたが、主な内容といたしましては、市内北部八王子山系におけるイノシシの駆除対策として新規に電気柵設置委託料1,000万円を計上したほか、駆除委託料、捕獲おり等の備品購入費などを増額したものであります。  次に、7款商工費でございますが、208ページ下段からの3目工業振興費におきまして、211ページ中段に一般財団法人地域産学官連携ものづくり研究機構への運営費補助金として2,369万3,000円、さらに同機構の人材育成施設整備事業補助金2,241万3,000円を計上いたしました。また、4目金融対策費は、制度融資資金貸付事業として全体で41億5,729万8,000円を計上いたしました。これらは、引き続き経済不況の影響による中小企業の資金需要に対処し融資枠を確保するためのものでございます。  次に、214ページからの8款土木費でございますが、223ページ中ほどの橋りょう新設改良事業に4,500万円を計上いたしましたが、これは安全安心なまちづくりの一環として市内33カ所の橋りょうの点検調査に係る委託料や内ケ島跨線橋の耐震補強工事を実施するものでございます。  次に、225ページ中段の河川新設改良事業費3億2,000万円につきましては、東本町の公園内に埋設型の調整池を整備する工事を初めとする市内各所の排水対策工事費などを計上いたしたものであります。また、226ページ下段の4項2目街路事業費につきましては、県施行街路である東毛幹線の太田工区負担金2億400万円、都市計画道路整備事業に1億1,404万円をそれぞれ計上し、計画的な整備に努めてまいります。  次に、228ページの4目市街地整備費でございますが、右ページ下段の太田駅周辺土地区画整理事業2億4,551万9,000円につきましては、太田駅北口駅前広場周辺における道路築造や旧広場の解体工事等に係る事業費を計上いたしました。  次に、230ページからの5目公園管理費でございますが、次の233ページ中ほどの渡良瀬緑地管理費につきましては、太田市民ゴルフ場をより多くの市民が利用できるスポーツ広場へと改修するため、工事請負費2,000万円を計上いたしました。また、235ページ上段の公園整備事業は、八王子丘陵遊歩道整備を含む工事請負費3,500万円を計上いたしました。  次に、同ページの下段から8目区画整理費でございますが、次の237ページの東矢島地区及び宝泉南部地区、続く239ページ尾島東部地区の土地区画整理事業をそれぞれ推進するものでございます。  次に、240ページからの5項住宅費につきましては、1目住宅管理費において市営住宅管理業務委託料1億4,289万1,000円及び維持管理工事費7,691万5,000円を計上するとともに、2目公営住宅建設費では1億5,869万4,000円を計上し、軽浜団地の建てかえの完了を図るものでございます。  次に、242ページからの9款消防費でございますが、249ページ上段の消防団施設費2,650万円は安良岡町の第4分団第1部車庫詰所の移転新築を行うものであります。  次に、下段の設備管理費における各種業務委託料1,350万円は、はしごつき消防自動車のオーバーホール点検費用、また公用車購入費2,300万円は九合分署の消防ポンプ自動車を更新整備する費用でございます。さらに、消防庁舎建設事業1億4,090万7,000円は、平成23年度完成予定の東部消防署建設費に係る平成22年度分事業費を計上したものでございます。  次に、250ページからの10款教育費でございますが、255ページ上段の学校指導管理経費7,131万7,000円には、委託から直営化するスクールバス運行経費約4,500万円が計上されてございます。  また、257ページ上段の外国語指導助手設置事業7,890万9,000円、続く外国人児童生徒日本語指導事業に4,631万円を引き続き計上するとともに、下段の生徒指導充実事業には教育支援隊事業の臨時雇上賃金等を主な内容とする1億4,443万6,000円を計上しております。  次に、262ページからの2項小学校費につきましては、264ページ下段の3目学校建設費において、小学校施設整備事業に9,910万円、校舎等増改築事業に17億5,009万円をそれぞれ計上いたしました。事業箇所については、継続となる太田小学校、宝泉小学校、木崎小学校、藪塚本町小学校の校舎建てかえ事業、毛里田小学校の屋内運動場建てかえ事業費を予定してございます。266ページからの3項中学校費につきましても、次の268ページ上段の3目学校建設費における中学校施設整備事業2,215万円は、北中学校ほか3校の校舎並びに木崎中学校屋内運動場の耐震化に係る設計委託料などを計上したものであります。また、270ページからの5項特別支援学校費では、次の273ページ中ほどで屋内運動場の補修工事費として1,000万円を計上いたしました。  次に、下段からの6項幼稚園費では、274ページ下段の2目幼稚園振興費において、保護者の所得状況に応じて支給される幼稚園就園奨励費補助金1億9,493万円を計上したほか、次の277ページ上段の私立幼稚園建設費補助金3,660万円は第2ひかり幼稚園の園舎改修に対して補助するものであります。  続いて、7項社会教育費につきましては、281ページ中段の放課後子ども教室推進事業に2,500万円を計上し、市内10校の小学校において放課後子ども教室を引き続き実施いたします。また、283ページ中段の中・高年齢者生き甲斐づくり推進事業に1,075万円を計上し、引き続き各行政センターを中心に中・高年齢者を対象とした生涯学習事業を推進いたします。  次に、286ページ下段からの4目文化財保護費では、289ページ中ほどに旧中島知久平邸を整備するための工事請負費1,800万円を計上いたしました。また、291ページ下段の高山彦九郎記念館管理運営費から297ページ、史跡金山城跡ガイダンス施設管理運営費までは市内の各資料館施設等の管理運営費を計上いたしました。  次に、300ページ下段からの6目社会教育施設管理費でございますが、303ページ下段の文化施設管理運営委託料5億1,428万9,000円は、エアリスを初めとする文化施設の運営を財団法人太田市文化スポーツ振興財団へ委託するものでございます。  次に、306ページ、8項4目学校給食費の給食材料費10億573万7,000円につきましては、歳入と同額のものでございます。また、次の309ページ中ほど、小学校給食経費の工事請負費1億2,000万円は、年次計画に基づいて韮川小学校給食室を改築するものであります。  続きまして、310ページの12款公債費でございますが、1項1目の元金は66億6,725万8,000円、2目の利子は12億9,408万5,000円を計上し、総額では79億6,195万6,000円となってございます。  次に、13款諸支出金につきましては、先行取得用地に係る土地開発公社借入金への利子補給金を計上しております。なお、314ページから321ページには給与費明細書、322ページから323ページには継続費、324ページから326ページには債務負担行為、そして327ページには地方債に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
         ◎ 休     憩                                      午前10時51分休憩 ○議長(高橋美博) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前11時10分再開 ○議長(高橋美博) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、国民健康保険特別会計予算について、神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 議案第11号 平成22年度太田市国民健康保険特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の328ページをお開きください。第1条第1項につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ215億6,749万円と定めるものであります。第2条につきましては、一時借入金の最高額を15億円と定めるものであります。第3条につきましては、歳出予算の経費の金額を流用することができる場合の定めでありまして、保険給付費につきましては、同一款内での流用承認をお願いするものであります。  次に、内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げます。336ページをお開きください。  初めに、歳入でありますが、1款1項国民健康保険税67億3,879万2,000円は、一般被保険者と退職被保険者の課税に係る収入の見込み額を計上したものであります。  3款1項2目療養給付費等負担金の42億9,414万7,000円は一般被保険者に係る医療費の見込み額に対する負担金を計上したものであり、同項3目高額医療費共同事業負担金は、国の負担見込み額を計上したものであります。また、3款2項1目財政調整交付金につきましても、交付見込み額を計上したものであります。  338ページをお開きください。4款1項1目療養給付費等交付金は退職被保険者に係る医療費の交付金であり、社会保険診療報酬支払基金からの交付見込み額を計上したものであります。  5款1項1目前期高齢者交付金35億3,967万8,000円は、後期高齢者医療制度の創設に伴って減少した療養給付費等負担金及び療養給付費等交付金にかわって支払基金より交付される交付見込み額を計上したものであります。  6款1項県負担金は、高額医療費共同事業負担金及び特定健康診査等負担金を、また、6款2項県補助金は、財政健全化補助金並びに財政調整交付金の見込み額をそれぞれ計上したものであります。  340ページをお開きください。7款1項共同事業交付金26億441万6,000円は、国保連合会より交付される高額医療費共同事業交付金と保険財政共同安定化事業交付金の見込み額を計上したものであります。また、9款1項他会計繰入金8億5,322万6,000円は一般会計繰入金の算定基準に基づき計上したものであります。  342ページをお開きください。9款2項基金繰入金8,000万円は、歳入歳出の調整額を計上したものであります。  11款1項延滞金加算金及び過料から344ページに続く11款4項雑入については、それぞれの見込み額を勘案し、計上したものであります。  次に、346ページをお開きください。歳出でありますが、348ページから350ページの2款1項療養諸費の126億5,228万4,000円は、一般被保険者及び退職被保険者に係る医療の保険者負担分等の支出見込み額を計上したものであります。  350ページから352ページの2款2項高額療養費15億5,305万3,000円は、高額療養費の支給実績等を勘案し、計上したものであります。  次に、354ページをお開きください。3款1項後期高齢者支援金等28億1,985万6,000円は、後期高齢者医療制度に対する保険者としての支援金であり、算定基準に基づき計上したものであります。  356ページをお開きください。6款1項介護納付金12億2,097万8,000円は、社会保険診療報酬支払基金に納める介護納付金の見込み額を計上したものであり、7款1項共同事業拠出金27億1,532万7,000円については、高額医療費共同事業に係る拠出金及び保険財政共同安定化事業に係る拠出金でありまして、それぞれの見込み額を計上したものであります。  358ページをお開きください。8款1項特定健康診査等事業費は、保険者に実施が義務づけられた特定健診、保健指導に係る支出見込み額を計上したものであります。  9款1項基金積立金から362ページの12款予備費までは、それぞれの見込み額を計上したものであります。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 次に、住宅新築資金等貸付特別会計予算について、田口都市整備部長。 ◎都市整備部長(田口一人) 議案第12号 平成22年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書366ページをお開きください。第1条につきましては、太田市住宅新築資金等貸付特別会計の歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,768万円と定めるものでございます。  歳入歳出の内容につきましては、事項別明細書により順次ご説明申し上げます。372ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項の貸付金元利収入につきましては、借受者であります市民からの償還金でございます。1目住宅新築資金貸付金元利収入2,860万8,000円、2目住宅改修資金貸付金元利収入201万9,000円、3目宅地取得資金貸付金元利収入75万円、合計で3,137万7,000円を計上いたしました。  2款1項の他会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金でございまして、630万円を計上いたしました。  次に、376ページをお開きください。歳出でありますが、1款1項総務管理費につきましては、一般管理費として19万8,000円を計上いたしました。  2款1項公債費につきましては、本貸付事業を行うために借り入れをしました市債の定期償還分及び財政健全化計画に基づいて、平成21年度末に予定している繰り上げ償還分に伴う借換債の償還分、元金、利子を合わせまして3,738万2,000円を計上いたしました。  3款予備費につきましては、10万円を計上いたしました。  続いて、378ページに地方債に関する調書を添付いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上、議案第12号 平成22年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計につきまして提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 次に、老人保健特別会計予算及び後期高齢者医療特別会計予算について、神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 議案第13号及び第14号の2議案について、提案理由のご説明を申し上げます。  初めに、議案第13号 平成22年度太田市老人保健特別会計予算については、老人保健制度が平成20年3月31日をもって終了いたしましたが、平成22年度までが平成19年度以前に生じた医療費等の清算期間となっておりますので、予算計上をするものであります。  別冊予算書の379ページをお開きください。第1条第1項につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,460万7,000円と定めるものであります。第2条につきましては、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。385ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目医療費交付金250万円でありますが、医療費の50%相当額として社会保険診療報酬支払基金から受け入れるために計上したものであります。  2款1項国庫負担金及び3款1項県負担金につきましては、医療費の負担割合に基づく負担額をそれぞれ計上したものであります。  次に、5款1項繰越金の1,000万円ですが、前年度からの繰越金を計上したものであります。  389ページをお開きください。  次に、歳出でありますが、2款1項1目医療給付費は、国保連合会や社会保険診療報酬支払基金へ支出する医療費分を計上したものであります。また、同項2目医療費支給費はコルセット、マッサージ等の現金給付をするための医療費分を計上したものであります。  続きまして、391ページをお開きください。下段5款1項の予備費につきましては、940万円を計上いたしました。  次に、議案第14号 平成22年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について、別冊予算書の393ページをお開きください。第1条第1項につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億5,776万4,000円と定めるものであります。第2条につきましては、一時借入金の最高額を8,000万円と定めるものであります。  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。399ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項後期高齢者医療保険料12億2,326万6,000円は、特別徴収と普通徴収に係る保険料の収入見込み額を計上したものであります。  次に、2款1項1目事務費繰入金の8,833万4,000円は、広域連合事務費分と一般事務費分を計上したものであり、同項2目保険基盤安定繰入金の2億4,262万8,000円は、低所得者及び被用者保険の被扶養者の軽減額を計上したものであります。  403ページをお開きください。  次に、歳出でありますが、1款1項総務管理費は、事務的経費を計上したものであり、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金15億3,993万7,000円は、広域連合事務費負担金、保険基盤安定制度負担金及び保険料等負担金の合計額を計上したものであります。  405ページをお開きください。3款諸支出金及び4款予備費については、それぞれの見込み額を計上したものであります。  以上、2議案について提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 次に、八王子山墓園特別会計予算について、田口都市整備部長。 ◎都市整備部長(田口一人) 議案第15号 平成22年度太田市八王子山墓園特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  別冊予算書の407ページをお開きください。第1条につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,289万7,000円と定めるものでございます。  歳入歳出の内容につきましては、事項別明細書により順次ご説明申し上げます。413ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目墓地使用料につきましては、70基分として3,430万円を計上いたしました。1款2項1目墓地管理料859万6,000円は、墓地供用開始予定数を勘案し、計上いたしました。  2款1項1目一般会計繰入金につきましては存目であります。  3款1項1目繰越金につきましては、1,000万円を計上いたしました。  415ページをお開きください。歳出でありますが、1款1項1目墓園管理費として1,688万6,000円を計上いたしました。  2款1項1目墓園建設費、2款2項1目公園建設費につきましては存目であります。  417ページをお開きください。3款1項1目公債費元金は墓園債に係る償還元金で2,760万5,000円、3款1項2目公債費利子は墓園債の利子及び一時借入金利子で229万1,000円を計上いたしました。  4款1項1目予備費につきましては、611万3,000円を計上いたしました。  419ページに、地方債に関する調書を添付させていただきましたのでごらんください。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 次に、介護保険特別会計予算及び藪塚本町介護老人保健施設特別会計予算について、神藤健康医療部長。 ◎健康医療部長(神藤幸生) 議案第16号及び第17号の2議案について、提案理由のご説明を申し上げます。  初めに、議案第16号 平成22年度太田市介護保険特別会計予算について、別冊予算書の420ページをお開きください。第1条第1項につきましては、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ102億4,414万9,000円とし、同条第2項につきましては、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,978万3,000円とするものであります。第2条につきましては、一時借入金の最高額を10億円とするものであります。第3条につきましては、歳出予算の経費の金額を流用することができる場合の定めでありまして、保険給付費につきまして同一款内での流用承認をお願いするものであります。  それでは、初めに保険事業勘定につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。429ページをお開きください。1款1項介護保険料22億534万2,000円につきましては、第1号被保険者の特別徴収と普通徴収の保険料収納見込み額を計上したものであります。  2款1項国庫負担金17億2,679万8,000円につきましては、介護給付費の負担割合に基づく負担額を計上したものであります。2款2項1目調整交付金につきましても、介護給付費の負担割合に基づく補助額を計上したものであります。  また、3款1項県負担金13億9,687万4,000円につきましても、介護給付費の負担割合に基づく負担額を計上したものであります。  431ページをお開きください。4款1項1目介護給付費交付金28億8,338万6,000円は、介護給付費の交付金であり、社会保険診療報酬支払基金からの交付見込み額を計上したものであります。  6款1項1目介護給付費繰入金12億141万3,000円につきましては、介護給付費の負担割合に基づく市の負担額を計上したものであります。433ページをお開きください。6款2項2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金につきましては、保険料の軽減分にかかわる見込み額をそれぞれ計上したものであります。  次に、歳出でありますが、439ページをお開きください。1款3項介護認定審査会費につきましては、審査会に係る審査委員報酬及び認定調査に係る手数料、委託料等の支出見込み額を計上したものであります。  441ページをお開きください。2款1項介護サービス等諸費87億1,426万4,000円及び同款2項介護予防サービス等諸費3億7,912万9,000円につきましては、要介護者並びに要支援者への保険給付費をそれぞれ計上したものであります。443ページをお開きください。中段2款4項高額サービス費及び同款5項高額医療合算介護サービス等費につきましては、介護保険料の利用者負担が一定額を超えた場合と、医療及び介護の利用者負担の合算額が一定額を超えた場合に、それぞれ給付される高額給付費を計上したものであります。445ページをお開きください。中段2款7項特定入所者介護サービス等費3億2,078万円につきましては、施設入所の居住費、食費に係る基準費用額と利用者の負担限度額との差額分の補足給付費を計上したものであります。  447ページをお開きください。4款1項介護予防事業費につきましては、特定高齢者及び一般高齢者への予防事業実施に伴う委託料等を計上したものであります。449ページをお開きください。下段の4款2項5目任意事業費につきましては、介護教室等の介護支援事業に係る支出見込み額を計上したものであります。  451ページをお開きください。5款1項基金積立金1億4,985万4,000円につきましては、歳入歳出の調整額を計上したものであります。なお、455ページ以降には、給与費明細書を添付いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  次に、介護サービス事業勘定につきましてご説明申し上げます。466ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項予防給付費収入3,978万1,000円につきましては、要支援認定者への介護予防計画の作成に伴う報酬見込み額を計上したものであります。  468ページをお開きください。歳出についてありますが、1款1項介護予防支援事業費3,468万3,000円につきましては、介護予防支援事業に伴う人件費及び委託料等の事務的経費を計上したものであります。3款1項予備費につきましては、450万円を計上いたしたものであります。  次に、議案第17号 平成22年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計予算について、別冊予算書の470ページをお開きください。第1条につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,319万3,000円と定めるものであります。第2条につきましては、一時借入金の最高額を3,000万円と定めるものであります。  内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。476ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、1款1項介護給付費収入1億8,982万5,000円は、保険者からの介護給付費の収入見込み額を計上したものであります。  2款1項使用料4,388万3,000円は、利用者からの食事代、居住費用、日用品費等の収入見込み額を計上したものであります。  478ページをお開きください。中段4款1項1目一般会計繰入金2,339万7,000円は、地方債償還金分等を計上したものであります。4款2項基金繰入金6,117万1,000円は、太田市藪塚本町介護老人保健施設基金からの繰入金を計上したものであります。5款1項繰越金250万円は前年度からの繰越金を計上したものであります。  次に、歳出でございますが、482ページをお開きください。同ページから484ページの1款1項介護老人保健施設管理費3億139万7,000円は、医師及び職員の人件費や施設管理費、利用者の介護にかかわる経費を計上したものであります。1款3項居宅介護支援事業所管理費632万6,000円は、職員の人件費及び事業所の運営にかかわる経費を計上したものであります。  次に、486ページをお開きください。3款1項公債費3,456万8,000円は、地方債償還金として計上したものであります。なお、488ページ以降には、給与費明細書及び地方債に関する調書を添付いたしましたので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上、2議案につきまして提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 次に、水道事業会計予算及び下水道事業等会計予算について、細金上下水道局長。 ◎上下水道局長(細金義光) 議案第18号及び議案第19号の2議案について、提案理由のご説明を申し上げます。  初めに、議案第18号 平成22年度太田市水道事業会計予算について、別冊予算書の497ページをお開きください。  第2条は、平成22年度の業務の予定量を設定するものでございます。給水戸数を8万3,800戸、年間総給水量を2,980万5,000立方メートル、1日平均給水量を8万1,657立方メートルとするとともに、主要な建設改良事業費としまして、配水施設改良事業費4億925万2,000円、配水施設拡張事業費3億633万3,000円を予定するものでございます。  第3条収益的収入及び支出につきましては、水道事業の営業活動に伴い発生する収益とこれに対応する費用を計上するものでございます。初めに、第1款水道事業収益につきましては、水道料金、水道加入金等の営業活動に伴う収益を44億246万円、営業外収益を1億750万1,000円、特別利益を2,000円、計45億996万3,000円を計上するものでございます。  次に、支出につきましては、第1款水道事業費用を44億5,361万円とするものでございます。内訳としましては、原水及び浄水費、配水及び給水費、減価償却費等の営業活動に伴う営業費用を38億6,104万1,000円、企業債利息等の営業外費用を5億7,256万8,000円、その他特別損失を1,000万1,000円、予備費を1,000万円とするものでございます。  次に、第4条資本的収入及び支出につきましては、石綿セメント管更新事業等の建設改良費とこれに要する企業債及び工事負担金等の外部資金の予定を計上するものでございます。初めに、第1款資本的収入につきましては、3億290万円とするものでございます。内訳としましては、国庫補助金が2,000万円、一般会計からの出資金が2,300万7,000円、企業債が2億5,000万円、負担金が989万2,000円、固定資産売却代金が1,000円でございます。  支出につきましては、第1款資本的支出を18億5,787万9,000円とするものでございます。内訳としましては、諸施設の新設改良工事、配水管布設及び石綿セメント管の布設がえ工事等に係る建設改良費を7億6,233万1,000円、企業債償還金を10億8,602万4,000円、国庫補助金返還金を452万4,000円、予備費を500万円とするものでございます。  資本的収入及び支出につきましては、差し引き15億5,497万9,000円の不足となりますが、第4条本文中に記載のとおり、当年度の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度損益勘定留保資金及び建設改良積立金により充当するものでございます  続きまして、498ページをお開きください。第5条の企業債から第10条のたな卸資産購入限度額につきましては、業務を遂行する上で必要な各経費について定めたものでございます。なお、499ページ以降に予算に関する説明書といたしまして、実施計画、資金計画等を添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  次に、議案第19号 平成22年度太田市下水道事業等会計予算について、514ページをお開きください。  第2条は、平成22年度における業務の予定量を設定したものでございます。1号から4号までのそれぞれの4事業の合計で、排水処理戸数4万346戸、年間処理水量1,393万7,310立方メートルを予定しております。
     次のページをお開きください。初めに、第1款公共下水道事業収益14億8,329万8,000円につきましては、営業活動に伴う営業収益が8億8,618万8,000円で、そのうち82%が使用料となっております。  第2款住宅団地汚水処理事業収益1億5,994万8,000円につきましては、営業収益が1億3,518万9,000円でございまして、全額が使用料でございます。  第3款農業集落排水事業収益2億8,111万5,000円につきましては、営業収益が8,904万円でございまして、97.6%が使用料となっております。  第4款戸別浄化槽事業収益6,739万1,000円につきましては、営業収益が466万7,000円でございまして、全額が使用料でございます。また、上記各款における営業外収益につきましては、一般会計からの負担金及び補助金が主なものでございます。  以上、収益的収入の総額を19億9,175万2,000円とするものでございます。  次に、支出につきましては、第1款公共下水道事業費用を23億3,160万2,000円、第2款住宅団地汚水処理事業費用を1億5,994万8,000円、第3款農業集落排水事業費用を4億6,089万5,000円、第4款戸別浄化槽事業費用を4,263万3,000円とするものでございます。内訳につきましては、各款とも営業費用はそれぞれ事業における維持管理費等で、営業外費用は企業債等の支払い利息となっております。  以上、収益的支出の総額を29億9,507万8,000円とするものでございます。  次に、資本的収入につきましては、第1款公共下水道事業資本的収入としまして29億2,247万4,000円とするものでございます。内訳としましては、企業債11億7,830万円、国庫補助金5億4,106万5,000円、水洗化改造資金貸付金の返済金100万8,000円、今年度供用開始となる区域等の受益者負担金9,491万円、一般会計からの負担金と補助金を合わせて11億719万1,000円でございます。  第2款農業集落排水事業資本的収入4億9,971万8,000円の内訳につきましては、企業債1億2,930万円、国庫補助金1億1,178万2,000円、県補助金993万円、受益者分担金400万円、一般会計からの負担金と補助金を合わせて2億4,470万6,000円でございます。  第3款戸別浄化槽事業資本的収入6,936万6,000円につきましては、企業債3,240万円、国庫補助金2,106万5,000円、県補助金808万8,000円、受益者分担金781万3,000円でございます。  以上、資本的収入の総額を34億9,155万8,000円とするものでございます。  次に、支出でございますが、第1款公共下水道事業資本的支出の総額を31億5,679万7,000円とするものでございます。内訳としましては、今年度面整備を予定しております管渠布設工事費や舗装復旧工事費のほか、第1・第2浄化センター再構築事業費、流域下水道建設負担金等の公共下水道施設費としまして17億8,504万9,000円、企業債償還金として13億6,824万8,000円などとなってございます。  第2款農業集落排水事業資本的支出の総額5億3,973万1,000円につきましては、前小屋地区、太田東地区、中江田北地区における管渠布設等工事費や処理施設の工事費等農業集落排水施設費として2億9,452万5,000円、企業債償還金として2億4,470万6,000円を計上するものでございます。  第3款戸別浄化槽事業資本的支出の総額1億411万2,000円につきましては、引き続き只上地区、新田花香塚地区、大舘地区への戸別浄化槽整備費等について計上するものでございます。  以上、資本的支出の総額を38億64万円とするものでございます。  この結果、資本的収入額から資本的支出額を差し引きますと3億908万2,000円の不足となりますが、第4条本文に記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金等により充当しようとするものでございます。  次ページをお開きください。第5条企業債から第9条他会計からの補助金につきましては、業務を遂行する上で必要な各経費について定めたものでございます。  518ページ以降に実施計画等を添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上、2議案について提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋美博) 以上で一般会計予算、各特別会計予算及び各事業会計予算の説明は終わりました。      ◎ 散     会 ○議長(高橋美博) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。  明日は午前9時30分から会議を開きますから、ご出席願います。  本日はこれをもって散会いたします。                                      午前11時51分散会...